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2001/4/16Up


 
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ツールド八ヶ岳2002

最近ちょっと調子良くなってきたんだぜ!

そう言う割には大したことは無いのですが、子供たちを保育園に入れたので、その送り迎えの半分に自転車を活用するようにしました。

標高600mほど下ったところに保育園があるのですが、そこまでは子供たちと自転車を乗せて車で行き、一回帰るときはそこから自転車(ロード又はクロスバイク)を取り出して登ってきます。かなり良いトレーニングになります。迎えに行くときにはMTBで近道をして下るので車よりも早いんです。

こんなトレーニング環境をつい最近手に入れ、実際に1回だけそれを実行した段階ですが、調子はまずまずです。冬もバックカントリーで一杯遊んだのが良かったかも。

今回はお客さんのキタさんといっしょに参加しました。キタさんは初レースとは言うものの、北アルプスでも、氷瀑でも何でも登っちゃう登りのスペシャリスト。しかも下りにも目が無いというつわもの。手ごわい(手が届かない)ライバルです。

今日の作戦

車をコース中腹の駐車場に停め、写真のいでたちでスタート地点まで下ります。キタさんと一緒に走るのは初めてなのですが、ハエー、ハエー。余裕のフォームで走っているようですが、私は付いて行くだけで必死です。カーボンホイールを履いているし、リムセメントはちゃんと塗ってこなかったし、この自転車に乗るのは今シーズン初めてだし、ポジションは出てないし、という準備の悪さも手伝って、結構怖い下りになりました。

今日の作戦?そんなものは実際のところありません。トレーニングらしいことをほとんどしていない自分には、そんなことを語る意味はありません。キタさんが2分後にスタートなので、なるべくなら追いつかれないようにしたいものですが、とにかくマイペースで走るだけです。

そうそう、この期に及んでステムのポジションをいじりました。

スタート8kmでキタさんに追いつかれる

とにかく最初はいい感じでマイペースで走っていたんです。もちろん後からスタートのグループの中でも、早い人はどんどん追い越して行きます。キタさんには7kmの給水ポイントまでにはきっと追いつかれるだろうと思っていたのに、なかなか追いつかれないのでひょっとしてこのまま逃げ切れるかと思っていた矢先、8km地点で「来たよーん」と軽やかな声とともに追いつかれました。息子たちの待つ15km地点までは何とか先行したいと思っていたので残念。

まだまだ沈没しまへんでぇ

あっというまに追い越して行ったキタさんですが、追い越されて私のペースが変わったのか、キタさんのペースが変わったのか、100〜200mくらいの差を保ったまま私もずっと追いかけていました。このところツールのビデオを良く見ていたので、89年の「フィニョン逃げます、レモン追えません。」というあたりのシーンと音楽が頭の中で渦巻いていました。

余談ですが、ツールのビデオは私にとって非常に重要なイメージトレーニングの友です。特に、いつも苦しい展開で勝ってきたレモンが活躍していた頃のビデオは、苦しいときにがんばる勇気を与えてくれます。だから、いつも気持ちだけはレモンやデルガドになって走っているわけです。インデュラインは強すぎて感情移入しながら見ることが出来ない存在だなぁ。アームストロングも大好きな選手だけど、最近テレビでちゃんとした放送をしないから、あまり映像を見たことが無いんだよねぇ。

むちゃくちゃ話がそれちゃいましたが、キタさんを長いこと視界に留めて置いたまま14km地点くらいまで来たので、ちょっと勝負に出ました。ちょっとばかしアタックをかけたのです。するとその勢いを利用しようとする選手が数名付いてきて、一人が前に出てくれました。これは願っても無いことで、大して苦も無くキタさんに追いつくことに成功したのです。

調子に乗った私は「しばらく私が引きますよ」とか言って前に出ました。ほどなく沿道の応援が増えてきたので、そろそろうちの子供たちもいる頃だと思ってさらにペースを上げました。子供たちの前でいいところを見せ付けて「パパ、カッコイー」と言わせるのが狙いです。応援の人の列は結構長く続きましたが、うちのかわいいチビちゃんたちはなかなか姿が見えません。「まだか、パワーが尽きる」と思い始めたとき、ようやっと嫁さんの姿が見えました。もちろん子供たちも一緒です。3人に向かってアタックをかける様にもがいて行ったのですが、なんと子供たちは私に気づかなかったのです。ショック!今までの努力はなんだったんだ!

上の写真は嫁さんのところを通過した直後のもの。HYC-KANAPPEの白いウェアが私です。こうして子供たちの視界から消えて程なく、わたしの悪あがきは終わりました。

あとはツーリングだ!

子供たちの前を通過したらもうモチベーションは燃え尽き、背筋もパンパンになってしまいました。

そんなわけで、その後の区間はツーリングのごとく走りました。頭に酸素が行ってないらしく、意識がやや薄れ気味です。でもとりあえず1時間30分を切る目標があるので最低限の努力は続けます。そしてゴール。タイムは去年よりは5分良くなって1時間31分??秒でした。キタさんは5分早い26分台でした。シーズン初めのきっかけとしては、非常に良い悔しさを味わえたと思います。これをばねに、これから毎日の送り迎えトレーニングに励むとしよう!

表彰式では昨年の大会で知り合った上竹さんがハーフの部3位に入り、愛娘の京香ちゃんを抱っこして表彰台に立っていました。そういうのって、お父さんサイクリストとしては夢だよなぁ。


レース終了後。「オジチャン、パパ、カッコイイ」
とは言わなかった。今度こそ言わせてやるぞ!
「ノリタイ、ノリタイ」
そう言われるともう
たまりません!

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